- 2010年7月25日 13:04
↓のページに価格と主な仕様が掲載されている。
http://www32.ocn.ne.jp/%7eradio_spot/musen/swr_04.htm
SWR計とか、結構高くてなかなか買えなかったような…
初期の頃のものの多くは同軸型方向性結合器が内蔵されていた。
HF用などだと同軸ケーブルの外皮をそのまま結合導体として使っているものもあった。
さすがにVHF帯やUFH帯ともなるとそうは行かず、クラニシのものはアルミの削り出しだったかな。
検波用ダイオードもショットキーが使われていたと思う。
その後HF帯などでは、小型の同軸型方向性結合器では電気長が取れず感度が上がらないなどからトロイダルコアなどを使った集中常数型が主流となる。
クラニシでも電気興業製のユニットか何かを使ったものを発売していたはずだ。
何で集中常数で広帯域の方結が出来るのかという疑問をお持ちの方は下記のページへ。
http://www.icom.co.jp/beacon/kousaku/000829.html
ここでは電圧も電流もコイルで検出しているが、簡易的?にキャパシタカップリングで電圧を検出するタイプも可能だ。
いずれも感度と挿入損失(或いはインピーダンス不整合)との兼ね合いになる。
分布常数型は極めてわかりやすい構造になっている。
http://homepage3.nifty.com/tsato/terms/directional-coupler.html
集中常数型は広帯域に渡って結合度をほぼ一定に出来ると思うのだが、分布常数型は波長によって結合度が変わる。
そのためキャリブレーションの概念が必要で、SWR計測時にはまずはフルスケールをセットしてから反射波を測るみたいな儀式が必要だった。
これを簡略化した、クロスメータみたいなSWR計もあったなぁ。
進行波と反射波のメータの針の重なった位置を読むんだったかな。
今ならA/Dコンバータで取り込んで演算してディジタル表示、全自動計測が可能なはずだ。
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