- 2010年7月29日 11:00
SBMの基地局増設計画、SBM独自基準による基地局数は6万程度らしいが免許を受けた基地局数は4万しかない。
それを倍増、つまりSBM基準での12万に増やすというのが今回の計画だ。
孫さんによればVodafone時代の3倍に増やしたと豪語するが、実は2倍でしかない。
SBM独自の基地局数、それは根拠自体が曖昧なので検証すら出来ないという謎の数字なのだが、その6万という数をとにかくアピールしたい訳だ。
今回の増局に関しても、最初は中継局は含めないっぽいことを言っていたが最近は少しニュアンスに変化が出てきた。
大部分は基地局だが中継局も多少は含めるとか何とか。
基地局に関してもフェムトは含めないと言っていたのだが、家庭用フェムトは含めないに変更になった。
これは中継器ばらまき時にも同じことを言っていて、家庭用の中継器は基地局に含めないとか。
そもそも中継器は基地局じゃないし、何が家庭用で何が家庭用でないかの基準もはっきりしていない。
こうして数合わせを図り、勝手にエリア構築完了宣言をした。
一時期はauの2倍も基地局があるんだと嘘を言ってみたがすぐバレた。
孫さん的にはエリアが狭かろうが屋内が圏外だろうが数字が大きければそれで良いと言うことだ。
これは4.6万局宣言の時から変わっておらず、結局は数合わせだけを行って事態を収拾しようとしたがだめだった。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20100726/350658/
いくつかの市場調査結果を見ても、SBMのエリアは最低最悪と評価されている。
ドコモがFOMのエリア構築とFOMAはつながらないというイメージからの脱却に苦しんだように、SBMはつながらないというのが今や世間に知れ渡っている。
これを数字をぶち上げることで何とかしようとするそのやり方自体は誤りではないが、SBMの場合は数字だけを作って実体が伴わない事も知れ渡っている。
今回は家庭用フェムトも含めて基地局免許数にカウントされるので、ある程度この数字が増えてきたら手のひらを返したように「総務省の免許数を信じないのは頭の悪いアンチだけ」なんて言い出しそうだ。
果たして通信事業者の魅力とは何なのか。
広いエリアと安定した通信、通話品質と信頼性がそれではないのだろうか。
SIMフリー化を強制すれば通信事業者は通信事業者としての道を歩まざるを得なくなるのだろうが、今の段階ではそれは難しい。
松本氏も屁理屈をこねまくりで反発している。
そして漏れなく登場するのが孫さんの泣き言だ。
800MHz帯がないからと、言い訳ばかりしている。
だったらVodafoneなど買わなければいいのに、格好悪いなぁ。
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