アプリ

ドコモによるiアプリは携帯電話に多くの可能性を与えたといえる。
それと同時にコンテンツ屋のビジネスモデルを確立させた。
もっとも最近ではアプリ制作コストが売り上げで回収できないなどとも言われ始めている。

アプリがあれば何でも出来ると売り出したのがiPhoneだ。
アプリがあれば何でも出来るというか、ネイティブ機能がショボいというか、そのアプリも日本向けのものは多くはないというか、そんな感じだ。
MMD研究所の調べによると、女性は〜500円のアプリを買い、男性は〜300円のアプリを買う率が高いとなったそうだ。

この価格レンジ、一つはケータイアプリとの比較になるのだろう。
ケータイアプリは売りきりのものもあるが月額課金のものもあり、月額課金の場合はポイント制などで複数アプリがダウンロードできるものもある。
月額課金利用者に言わせると、ゲームなどはやがて飽きるので月額課金で次々ダウンロードした方が良いのだとか。

iPhoneアプリは大規模というか大容量のものも多く、おそらくコストもかかっているだろう。
まあくだらないアプリが平気で315円とかで売られていたりもするのだが、そのあたりでバランスを取っているのか。
いずれにしても、実質無料のiPhoneに有料アプリはもったいないと思う層も少なくはないはずだ。
これは男性の約2割、女性の約3割が有料アプリを買った事がないと回答している事からも分かる。

ではどんなアプリを買っているのか。
女性ではSNS系のものが多く、これはアプリ無しではSNSにログインできない(mixiアプリは無料だったかな)事もあるだろう。
Flashに対応してくれればブラウザでも何とかなりそうなのに。

男性はビジネスアプリをあげた人が多かった。

一昨日の記事になるが、こんな報道があった。
> 米著作権局は26日、デジタルミレニアム著作権法（ＤＭＣＡ）
> の見直しにより、端末を改造して端末メーカーが承認してい
> ないソフトウエアをインストールできるようにする「ジェイル
> ブレイク（jailbreaking＝脱獄）」を合法化することを明らかにした。
>
http://jp.wsj.com/IT/node_85802
囲い込みすぎた囲い込みは排除されてしまうのだろうか。