- 2010年8月 3日 12:01
携帯電話が山間部でも利用できるようになり、これによる救助要請も増えているのだとか。
以前にも書いたがドコモは富士山麓などを含めた登山道などのエリア化に務めている。
もっともSBMだけはエリア化に消極的で、金にならない事はやらない主義を貫く。
http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY201007280326_02.html
孫さんの泣き言によれば「800MHz帯が無いから」となるが本当だろうか。
アンテナゲインなどを考えると見通し距離ならば2GHz帯の方が伝達距離が稼げる。
ただし山陰などへの解析などは少ないので、そこを補完する形でエリア設計をしなければならない。
ところがだ、山間部に基地局を建てるには相当な出費が必要になる。
鉄塔やその工事はもちろんの事、データ線や電力線工事も必要になる。
ドコモやKDDIは、無線中継局も多いのだが電力線は必須だ。
孫さんも鉄塔工事はカネがかかるからやりたくないと言っているとおり、2GHz帯でくまなく山間部をカバーする余裕はSBMにはない。
ドコモやKDDIも800MHz帯を中心にエリアを作り、ドコモなどは裾野の道路沿いは2GHz帯のマイクロ局でカバーする(トラフィック分散?)箇所もある。
FWAを見ても分かるとおり周波数の高い電波の伝達距離が短いという事ではなく、エリア設計が難しい訳だ。
ドコモもビームアンテナで山道を狙うようにしたエリア化も行っていて、これにはビームを絞りやすい2GHz帯が使われる。
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