- 2010年8月13日 12:03
マクドナルドは店の前に行列を作るアルバイトを雇って話題性を演出した事があった。
SBMもiPhone発売時には行列のアルバイトを募集して、その募集要項がネット上にアップされたりした。
日本ではなじみの薄いこれらの宣伝法も、海外ではあまり珍しくはない。
先日もホリエもんがiPhone宣伝を、さも宣伝ではない風を装ってBlogなどに書く事に対する報酬を得ている事が露わにされた。
現金授受に関しては私は確証は得ていなかったのだが、メディアのライターや独立系(個人)ライターなどに"特別待遇"が与えられるという話は聞いていた。
彼らは自分"だけ"が特別であり、日本人としては別格の扱いを受けているのだと勘違いするのでAppleを褒める記事を書く。
ところがメディアの中枢も含めてカモにされている場合は、その宣伝じみた記事を何の躊躇いもなくデスクは承認する。
Apple側としても企業に広告掲載を申し出るよりも簡単かつ効果的に宣伝活動が行えるという事で、これら手法を使う。
以前から行われている、ダミーサイトなどを使った宣伝も多い。
燃費グッズや健康食品、ダイエット食品や用品などがこれであり個人を装ったサイトをいくつも立ち上げて絶賛記事を書く。
あるいはもっとオープンに、人気ブログを書く個人を集めて商品発表会を行った企業もあった。
オープンであれば何もとがめられる事はないが、ダミーサイトやホリエもんみたいな宣伝方法を規制しようとする動きもある。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/11/news034.html
Appleの手法も、暴露されてしまったから表沙汰にはなったが、通常はバレない。
なぜならば「Kさん、あなたは特別な存在です。今後の新製品情報もより早くそして詳しくお伝えします。それはあなたに対してだけですから、決してこうした我々との関係を口外しないでください」そう言われたらK氏はどう思うだろうか。
悪い評判は10人に伝わるが、良い評価は5人にしか伝わらないと言われる。
しかしその5人が大きな影響力を持った人であれば、より高い効果が得られるのは当然だ。
雑誌の1/4ページ広告に50万円をかけるなら、影響力ある人に100万円支払った方がずっと得かも知れない。
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