アップデート

iOSやiPhone OSに脆弱性が見つかる。
まあこれはある程度仕方がない事だろう。
Windowsだって何だって、すべての穴を完全にふさいでからリリースするのは不可能に近い。

従ってセキュリティアップデートが行われるのだが、ここで問題なのはiPhone OS3.xに対してアップデートが行われないという点だ。
(iPad用はiOS3.2.2)
現在すべてはiOS4.xになっており、確かに互換性があるのでこれを入れる事は可能なのだが遅くなる。
新しいOSを買えと言っている訳ではないから良いではないかというのがAppleの言い分かも知れない。

もう一つはiTune経由でのみアップデートが提供されるという仕組みで、日本のiPhoneユーザのPC所有率を考えるとメーカ側ショップでのアップデートサービスなども必要なのではないだろうか。
いや、Appleにそんな事を言っても無駄か。
当然SBMでも知らん顔か、あるいは有償だぞカネ取るぞとやるかだろう。
そもそも孫さん的にはiPhoneとiPadがあればPCは不要だ論だから仕方ないか。

Windowsなどはサポート終了製品はそれで終わり、あとは新OSを買う以外に安全を求める事が出来ない。
もっとも一つの製品のサポートが終了するまでには比較的長い年月を経過するので、当時のPCがどの程度残っているのかという話もある。
ウチにもWindows2000の動作しているPCが何台かあるが、徐々に不調になり壊れていき今は1台が動作して居るのみだ。
これはブラウザなどは使っていないしインターネットに直接接続している訳でもないのでセキュリティアップデートの終了したWindows2000でも良いかなとは思っている。

Apple側としてはサポート対象OSが増えるのはコスト的にも許されない事なのだろう。
神尾氏自慢のエコシステムとは少し違った方向なのではないだろうか。

ドコモはかなり以前からマカフィーのウイルスチェッカを内蔵している。
外部データやメールなどを自動的にスキャンする仕組みになっているが、そもそも危険なデータってあるのかな？
危険なデータが無くてもバグで不具合が起きている訳で、バグチェッカの方が良くないですかと嫌みの一つも言いたくなる。

OSのセキュリティホールを外部プログラムでカバーするのは容易ではないと思うが、一つの策かも知れない。
ただiPhoneの場合はAndroid的自由度がないので、本当の意味でのセキュリティソフトがうまく動かせるのかどうか。

話は変わるが、孫さん面白い事をつぶやいている。

> 1インチ当たり300ドット以上の解像度と輝度自動調整
> ディスプレイで大丈夫。
> RT @sympei 電子書籍って目が悪くなりそうだけどど
> うなんですか。

つまりiPhone4で見る分には大丈夫だがiPad(132ppi)は駄目という事になる。