- 2010年8月20日 13:03
ビューンが鳴り物入りで登場するもすぐにダウン、iPad向けコンテンツの少なさに悩む人々は自力で手持ちの書籍をpdf化して持ち歩くなどしていた。
あれから2ヶ月、WiFiでのみ利用できる形で正式再スタートした。
もともとWiFiオンリーだったのか3G網でも利用できる予定だったのかは忘れてしまったが、SBMのネットワーク混雑度合いからすれば3G利用は無理なのかも知れない。
ビューンの評価は様々だが、ようするに電車の中吊り広告に毛の生えた程度という事になる。
あの価格で雑誌がフルに読めると思ったら大間違いだよと、評論家諸氏も書いている。
そういえばコンテンツパックなんてのもあった。
同社のページによれば「27コンテンツ、月額合計5,000円相当が、なんと月額わずか315円にてご利用いただけるお得なサービスです。」となってるが注釈付きだ。
注釈の方には「月額5,000円相当という合計の情報料は、各公式サイトの情報料をベースに当社にて試算したものです」「一部、有料版と利用できる範囲の異なるコンテンツがあります。」とある。
つまり、5千円払って買った情報とは異なりますよ、5千円とはあくまでもフルサービスの定価の合計ですよという事だ。
では実際にはどうなのかというと、ようするにサンプル版の詰め合わせなのである。
PCにCD-Driveが搭載され始めた頃、PC関係雑誌にはサンプル版の寄せ集めやフリーソフトを詰め込んだCDが付属していた。
あのCDみたいなものを有料で売っているのがSBMであり、その延長上にあるのがビューンと言う事になる。
利用者からカネを取り、情報提供者からも広告料が取れるという素敵なビジネスモデルなのかも知れない。
iPadよりも一足早く普及したiPhone所有者に対するMMD研究所の調査によれば、電子書籍を購入した事のある割合は男性の32.1%、女性の19%だった。
また今後も電子書籍を読みたいとする率は4割を超えており、一定の需要がある事が伺える。
電子書籍やアニメはケータイの世界にも浸透しており、その延長上にあるのだろう。
- Newer: トップページが更新されました
- Older: BBコミュニケーター
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。