暑いと燃える？

先月辺りからiPod発火事故の記事が目に付く。
先月末には充電中のiPodが発火して使用者が軽いやけどを負っている。

経済産業省によれば同製品の過熱や発火による事故は国内で27件あり、けが人も４人出ている。
この件に関して同省はアップル日本法人にリコールを含めた対策を取るよう求めているようだが、例によってアップル側は無視している。
国内企業ではあり得ない対応だが、何せアップルは神だから逆らう事は許されないという事だ。

先週は電車内でiPodが発煙、電車を止めてしまう事件が起こった。
これとてアップル側としては使い方が悪いとか、バッグの中で圧力が加わったのではないかとか言うのだろう。
実際発熱でアップルに問い合わせても、使い方や充電方法などに少しでも問題があればサポートはされないという。
すべてを純正品で揃えておくのがサポートのためには重要になる。

ケースなどに入れての使用も、放熱を妨げるから駄目だと言われる事もあるそうだ。
確かに充電時などはケースの使用を想定していないのかも知れない。
iPhoneやiPadでもふかふかで暖かそうなカバーやケースがあるが、充電時には注意すべきだと思う。

発熱事故の反省からかiPadには温度センサが設けられた。
今度はこの設定により、外気温が高いと使えなくなるというクレームが付いた。
ようするに設計温度範囲が狭いという事で、他の製品が難なく使える程度の温度でもiPadは止める必要がある。
iPadのみではなく他のApple製品も同様の動作温度基準だとすれば、真夏に使うのはトラブルの元となってしまう。