異業種とのコラボ

光通信系のSBM関連企業が異業種とのコラボレーション企画を募集している。
たいていのアイディアな既に考案されそして却下されたものだとは思うが、そんな現状の中で何かアイディアがあればという事なのだろう。

私は5つほどのアイディアを応募してみたのだが、アイディアレベルと実際では難易度が異なってくる。
アイディアの段階では普通の事業者並のエリアや通信速度が確保できているという前提条件が採れるが、実際には屋内圏外問題をどうするかなどのSBM固有の事情が絡んでくる。
そのために出店場所が限られたり、何らかの対策が必要になる事もあるだろう。

現在ほとんどの人は携帯電話を所持していて、そこにさらに売りつけるのは容易ではない。
私のプランは年齢別に見て携帯電話所持率の低い層を騙す、ではなく、営業をかけるように考えてみた。
携帯電話を欲しいと思えば量販店に行くかショップに出向く訳で、それ以外の、つまり携帯電話が欲しくない人に売りつけるのがこのプランなのだ。

もちろん欲しくない層に押しつける訳なので事業展開は簡単ではない。
販売コストだってかかってしまう。
だが、たとえばiPhoneを売るのに必要なインセンティブコストをローエンドケータイに当てはめた上で、余剰分を設備費用に回せるとしたら意外に多くの事が出来そうな気も。

私が応募した時点で応募数は100を超えていた。
おそらく多くの人は、SBMとiPhoneを結びつけた拡販作戦を立てるのではないかと思うが私はあえてこれは外した。
iPhoneはタダで持たせればいい話であり、新規事業とは現在売れていないものを売る事が必須であると考えるからだ。
そして、コラボレーションとはSBMだけが儲かったのでは意味がない。
孫さんは嫌いだと思うがWin-Winの関係を築かなければならず、ではどんな企業がSBMの力を必要としているかと言えば業績低迷組に他ならない。

会社はデカい、歴史もある、しかし業績が上がっていないような企業がSBMと組めば、SBMはその企業の名前によって信用度を得る事が出来、その企業はSBMの営業戦略による集客が期待できる。
締め切りまでにはまだ1ヶ月以上ある。
そうだなぁ、あと10アイディアくらい考えてみようかな。