- 2010年8月27日 11:02
電動アシスト自転車の電池が寿命を迎えている事は過去にも書いたが、ついに充電出来なくなってしまった。
充電器にセットすると充電は開始するが、早々に充電完了となってしまう。
バッテリユニット本体のインジケータは3つ程度しか点灯せず、さらに時間とともにすぐに減ってしまう。
いわゆるニカドのドライ化というやつだろうか。
バッテリユニットを分解してみると、18650サイズと思われるセルが20本直列になっている。
充電器の定格出力は28V/1.65Aだ。
このサイズのニカドかNi-MHを買ってきて入れ替えれば、当然復活はするだろうが1.5万円はかかる。
もっとも純正品だとその倍くらいはするのかな。
単三サイズを並列に組み合わせながら突っ込むのがコスト的にはお得な感じもするが、ラジコン用バッテリか何かで適合サイズがあるのだろうか。
いずれにしても自転車も網寿妙な感じなので廃棄という道をたどる事になるだろう。
もっと短期に寿命を迎えたのがエネループだ。
充電器がエラーを表示するという話はこれも以前に書いたが、何をやってもエラーから回復できなくなってしまった。
以前は少し休ませたり、いったん電源を切って入れ直すなどをすると充電モードになる事もあったがもう駄目だ。
電池としては(容量はともかくとして)使えるというか、定格電圧は出力されるが充電器はいやがる。
ワイアレスマウスという軽負荷での利用だったのに、うたい文句の寿命には遠く及ばない。
こうなると果たしてエネループが経済的なのかどうか。
現在のマウスは消費電力も減ったので一次電池を使用している。
用途にもよるとは思うのだが、二次電池が必ずしもお得ではない(カタログ通りの充電回数であればお得)事を実証してしまった。
エネループを購入したのが2006年の秋、エラーが出始めたのが2009年、そしてその後あまり使わなくなった後に再充電したらもう完全に駄目だった。
マウス用なので精々10日〜2週間に一度の充電、2セットを繰り返し使ったので充放電インターバルはその2倍だ。
つまり10日ごとに充電したとしても、総充放電回数は60回に満たないのである。
サンヨーの謳い文句によれば充放電回数は1,000回とされている。
従って充放電回数だけで見ると、たった6%の回数で駄目になった事になる。
もちろんすべてのケースでこの程度の寿命であるとはいえず、200回以上の繰り返し充電に耐えたというレポートもある。
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