- 2010年9月21日 13:01
光の道構想は今後どうなるのだろうか。
脳天が光り輝く事に変化はなさそうだが、光の道構想とは毛の残った部分まで光らせようみたいな話だ。
強力な推進を行う孫さんも意見を変えてきたりして、結局のところはADSLの終焉を他人のせいに出来れば良いだけだろう。
なんだかアナログハイビジョンの中止の時と似ている。
私は全国くまなくのFTTH化に反対するものではない。
しかし現状のメタルですら、いったいどれだけの金を食っているのか。
有線電話や携帯電話から吸い上げられるユニバーサルサービス料はどうなってしまうのか。
そもそも有線ブロードバンド化のしにくい地域のために、FWAという話が出てきて免許が付与されている。
線を引くには金がかかりすぎる。
だから無線でリンクしましょうというのがこの考え方だ。
まあ孫さんにしても最初は全部を光にするとか言っていたのが、後になると徐々にそんな事は言っていないとか、そうは言っていないとか、いつもの言い訳と泣き言にまみれてしまった。
たしかFTTHを使っている奴は時代遅れで、ADSLとiPhoneがあれば良いなんて言っていたし。
まあ適当なものである。
都市部はどうかというと、これは既にかなりの部分で光が張り巡らされている。
それに相乗りしようとして失敗したのがSBMなのだが、つまり自力でサービスできないから国がやれと言う事だ。
国が主導してルーラルエリアにFTTHを引く。
これって郵政国営化みたいなものだろう。
仕組みや決まりを国が作る事は必要だと思うが、その先は民間の仕事だ。
むしろ他社の回線にただ乗りして金を稼ごうとしている業者を排除するなど、そうした方向に動いていただきたい。
今はソフトバンク系になって人気も下火のGyaoだが、一時期はGyaoの消費する帯域が問題にされた事もあった。
動画サービスを利用者が勝手に閲覧するだけでもこんな話になるのに、FONだフェムトだなどもってのほかだと一般事業者は言いたいに違いない。
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