バス

先日横浜駅からバスに乗った。
10月末まで残暑が続くと言った気象庁をあざ笑うかのごとく、強烈な暑さは感じられない日だったがそれでも残暑と言える気温ではある。

冷房された車内を期待して乗ったバスだが、しかし車内はかなり蒸し暑かった。
満席で立っている人も居る程度の混雑なのだが、冷房は入っているのかどうか分からない。
停留所をいくつか通過してさらに混雑してきた頃、座席に座っていたオジサンが暑いから冷房してくれないかと叫んだ。
ドライバーは「暑いですか？」と言ったまま、冷房しようとはしない。

時間帯故なのか道路が混んでいる。
ろくに進まないバスの中、蒸し暑くても降りる訳にも行かない。
立っているお年寄りは暑いなぁとぼそぼそ言いながら汗をぬぐっている。

窓を開けると多少風は入ってくるが、開くのは小さな窓だけだしすべての窓を開けられる訳でもない。
ドライバーに、冷房をしないのなら窓を開けるようにアナウンスして貰えませんか？と言ってみたが「暑いですか？」と言ったきり知らん顔だ。

まあ温度に関しては色々な意見もあろう。
なので電車にも弱冷房車両がある。
バスの場合はそうは行かないが、暑い炎天下のバス停でバスを待っていた人は涼しい車内を期待すると思う。
今回の場合はそもそもバスにずっと乗っていても汗が出てくるほどだった訳で、30℃とか、あるいはもっと温度が高かったかも。