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国勢調査


  • Posted by: F&F
  • 2010年9月29日 11:01

国勢調査が行われる。
国勢調査っていったい何なのだろうか。

いや、意味が分からないと言うよりも実行の理由が分からないというか何というか。
超高齢者生存事件、年金記録消失事件など公務員のやる事はどうもいい加減である。
しかも各データがリンクしておらずに単独で使われるなど非効率的だ。
そもそもすべての人を対象に国勢調査が行われ、調査票に書かれているように未回答者には督促されるというのならば指名手配半は姿を隠せない話になる。

まあ統計的に十分な数と言うだけで、全員が回答しているという話ではないのだろう。
じゃあオレも回答や〜めたという人が出てもおかしくはない。
600億円も700億円もかけて調査するのだから、活きた資料にして欲しいものだ。

データ管理の一元化の話になると国民背番号制が登場する。
これも悪くないとは思うのだが、公務員のやる事は国民のためではなく自分たちのためな事ばかりだ。
よってこの番号を使った新たな課税が始まったりする恐怖感を抱く人がいるのも納得できる。

メタボ検診といって国民に検診を受けさせる。
そこで体重が一定量以上だと重量税が加算され、肺活量が一定以上だと炭素税が課されるなんて。

   

Comments:1

han Author Profile Page 2010年9月29日 12:44

国勢調査もそうですが、住民登録、所得情報、戸籍情報、年金情報・健保情報
などもすべてバラバラに管理されて、それぞれ手間暇とコストをかけて
別個に収集しています。

自治体の役人は、管内の税務署に出向いて、課税情報を『紙』でもらって
きて、それを役所に戻って住民情報が入ったPCに手入力してます。
逆に、自治体で集めている住民情報も、自治体毎に個性があり書式も
当然バラバラなので、自治体を横断して集めてきた情報を課税情報に
反映させようとしても大変な作業になります。お役人はとても忙しい
わけです。震災対策準備などで独り住まい高齢者のリストなどを
作ろうとしても、お役所は情報をくれませんから、一軒一軒訪ね歩いて
情報を集めて独り住まい高齢者マップを作らないとできません。

お役所に合理化という発想がゼロだという根本的な原因もあり、いまの
個人情報保護法では、集めてきた個人情報を集めた時の目的外に
使ってはいけないと決めてあるので、目的が100あれば、100回個人
情報を集めなくてはならないわけです。

世界で一番行政の効率化が進んでいると国連に評価されている韓国では
これとは全く逆で、他の省庁、官庁で集めた情報と同じ情報を
繰り返して調査してはならない、他の省庁や官庁から情報を集めなくては
ならないと決められているので(例の経済危機のときにIMFから押し
付けられた)、行政サービスはほとんどワンストップで済みます。
転出届に転入届、転校手続き、免許証の書き換え、郵便局への郵便物
転送届け、銀行口座・電気ガス水道電話の住所変更、などなどが
一回の届出で全部済むようです。

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