- 2010年10月 6日 12:03
何をやるにも遅すぎる。
そんな声も聞かれる中でのゼロ金利政策となった。
過去の事を言っても仕方がないが、もしもこれが1年前に行われていたならばUSDの下落とそれに伴う景気の悪化はある程度防げていたかもしれない。
今となっては、仕方ないねで済まされてしまうような感じだからだ。
それでも白川氏は気に入らない。
中央銀行が金利をゼロにするとはなんたる屈辱かと言わんばかりである。
そして、オレの理論を無視するならオレは総裁を辞めるぞ、そうなれば混乱が起きるぞとすごんで見せた。
しかし政府は、やめるならさっさと辞めてくれと言ったとか言わなかったとか。
ここで少しの力関係の逆転が起き、日銀は渋々金融緩和に踏み切った。
介入をしておきながら金融緩和を渋っていたのでは話にならないと、相当な圧力があったのだろう。
もっとも委員連中は、そんな事をしたらバブルになるとか何とか言って反対したと思う。
じゃあなぜバブルの時にこれを抑制出来なかったのか。
結局米国の言いなりになったからではないのか。
インフレ気味になった時に金利をコントロール出来なかった罪は誰にあるのか。
そしてバブルが起きた時より悪かったのがバブル崩壊時だ。
当時の橋本首相は急激にバブルを抑制してしまい、カウンタステアを当て損なってオツリを貰ってとっ散らかったかのごとく日本経済を破壊してしまった。
これが、普通のサラリーマンが施策に失敗してクビになった程度の話ならまだしも、誰も責任を取らないばかりか責任すら感じていないのではないのか。
しかも日銀総裁は米国FRB議長の2倍以上の報酬を得ているのに、その働きはFRB議長の半分以下だと思う。
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