AMEX

先日ダイナースやAMEXの審査が甘いというような話を書いた。
同時にDCMXの審査が厳しいと言われている件も書いたが、それに関していくつか情報を頂いた。

まずDCMXはこれも以前に書いたように、所定の手続きを踏めば特に難しいことなくゴールドカードの申請は通ると思う。
AMEXだが、これに関しては面白い情報があった。
Visaの提携カード(ゴールドではない)何件かを断られた人が、AMEXゴールドは一発審査OKだったそうだ。

同じような例がもう一つある。
新設法人では銀行口座を作るのもクレジットカードを作るのも意外に大変だ。
特にこの時期、倒産などは日常茶飯事でありカード会社のリスクも増える。
ある新設法人の代表もクレジットカードが作れないと言って困っていた。
クレジットカードはおろか実質的には特定の所でしか使えないデビッドカードに近いものまで断られたという。
誰でも作れると言われるガソリン系のカードも、法人向けはJCBとの提携のみのところが多くこれも駄目だったそうだ。
ガソリン系ではクレジット機能のない(ガソリン以外は買えない)カードもあるが、それすら作れなかった。

そんな企業のオーナが前回の記事を見てAMEX(法人向けはゴールドしかない)を申し込んだら、すぐに審査が通ったという。
しかもいきなり限度額100万円だったかな。
AMEX個人向けは限度額不定だが、コーポレートカードはこれが決まっているようだ。

会費の高いクレジットカードは敬遠されがちだ。
しかしカード会社としては、その会費の高さによってリスクヘッジが出来る。
つまり会費が高いから審査が甘くても大丈夫という考え方なのだ。

AMEXもキャンペーンを行っているが、それより目立つ？のがANA_AMEXだろう。
実はこれ、AMEXがキャンペーンをANAの名前で広告を打っていて、ANAが広告料を負担しているわけでもないようなのだ。
おそらくは会員集めに一生懸命という所なのだと思うが、こうしたキャンペーンに乗れば当然審査は甘くなる。

AMEXのゴールド以上のカードが欲しいと思っている方もいるかも知れない。
実際に持ってみれば分かるがたいした役には立たない。
しかし持つ事の喜びを感じる人にとっては貴重か。
そのプラチナやブラックカードも意外に簡単に手に入ってしまう。

某企業に勤めていた人が独立開業し、ブラックカードを手に入れたというお話は後日書くとしよう。