- 2010年10月25日 13:05
BBSでも語られている円高、輸出重視の現在の日本の産業構造では円高が進めば景気は悪化する。
多くの国が同様に輸出に頼っているから自国通貨安に誘導したい。
韓国が秘密裏に介入を繰り返しながらウォン安誘導を行っているのは周知の事実であり、これが国際競争力の拡大につながっている。
こうして多くの国が自国通貨安を望むとすると、通貨安競争が起きる。
いや、競争どころではなく戦争か。
では何故輸出に頼らなければならないかと言えば、それは国内での消費量に限界があるためだ。
特に無資源国日本では製品を輸出して金を稼ぐ以外にはない。
資源国は資源を輸出し、日本などから製品を買うだろう。
そば屋はソバを売って金を稼ぎ自分で食うために米を買う、そんな感じだ。
では全ての国が常に自国通貨安を望むかというとそうではない。
バブルの頃などは自国通貨高に誘導したい資源国が多かった。
自国通貨高になれば資源が高く売れる。
景気が良ければ資源は必須であり高くても売れるからだ。
世界が好景気に向かえば各国は自国通貨高を望むようになるだろう。
変動為替レートは自由貿易で各国の経済状況が異なる中で成立するものなのかも知れない。
今や世界の経済はつながっている。
たとえば日本国内で、東京円と大阪円のレートが違うような、今はそんな状況なのかも。
- Newer: トップページが更新されました
- Older: SBMあれこれ
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。