- 2010年11月 5日 11:03
定時より遅れてスタートした発表会、インターネットマシンは姿を消してモバイルインターネットとその名を変えた。
たしか10年間は叫び続けるといっていたよなぁ、インターネットマシンって。
新製品には全く関係ないのに、iPhoneは最高だとの説明とシェアは8割だとグラフを見せた。
確か決算発表会の時に販売台数は公表出来ないと言い切ったのに、ならばこのシェアの図はいい加減という事かな。
次に冬/春モデルであるAndroidのFlash10.1対応をアピールした。
最新のバージョンのOSとFlashを組み合わせればFLVも見られると。
あれれ?iPhoneってFlashに対応すらしていないのに、まあそこは言わない事にしておこう。
外部メモリの話も出てきたが、いやいやケータイではそれは普通なんですけどね。
iPhoneが出来ないだけで。
他もiPhoneを否定するかのような機能の充実したAndropi端末…
そうか、だから最初だけでもiPhoneを持ち上げておかないといけなかったのか。
Androidも良いけどSBMとしてはiPhoneを売っていくとか、無理矢理っぽいこじつけ話をしないとAppleに怒られるのだろう。
孫さんとしても、Apple様を立てなければいけないしAndroidも売りたいしで困っているのかも。
石川氏によれば「実は今回の発表会場には、米国から来たアップルの関係者が紛れ込んで目を光らせていた。」との事だ。
スマートフォンに関しては、ゲストからもHTMLメールが必要だ、Flash対応は必須でしょうと言われまくり。
しかし急速に市場に出てきたAndroid端末、そしてローカライズされた製品。
こうした機器に目の利く孫さんの事、今のままのiPhoneでは戦えないと思ったのだろう。
来年のiPhoneに期待を寄せるのか、それともそれ以前にAndroidが市場に広がりを見せてしまうのか。
003SHのPVで面白かったのが、WiFiで快適にインターネットが出来ると言う所だ。
つまりSBMの3Gは快適ではないよと言っているようで、何とも。
新規加入者の多くはスマートフォンを選ぶと質疑応答で孫さんは言った。
やはり価格の問題もあるだろうし、ブームに乗って売りまくるというのがSBMらしい部分だ。
通常のケータイは今後減少傾向にあるとしたが、それは間違いないだろう。
1.5GHz帯で行うDC-HSDPAへの対応は来年発売のケータイから(現時点ではデータインタフェースのみ)とした。
※後の質問でDC-HSDPA対応機はEMローミングも可能だとした。もしかしてEMのDC-HSPA…
確か昨年の夏頃にも、冬以降発売機種は1.5GHz帯対応だとしていたのだがどうなったのだろう。
DCは上位互換なのでDC非対応機種でも1.5GHz帯が使えればトラフィックを逃がす事が出来るが、果たして現在市場に1.5GHz対応機があるのかどうか。
Android系でのテザリンク可否は言葉を濁した。
ただでさえトラフィックが厳しくWiFiを推奨している位なので、期待するのは間違っていると思う。
これに関して日本経済新聞は、「ソフトバンクモバイルは発表でしきりに2.2を売りにしながら、2.2で標準機能となったテザリングには対応しなかった。通信ネットワークへの負荷を避けたいからであろうが、孫社長は「今後の戦略にかかわることなのでお話できない」と語るのみ。2.2を訴求するなら、すべての機能を実現してほしかったところだ。」と書いている。
まあ都合の良い所だけを強調し、そのほかの部分はササッと通り過ぎるのはいつもの事ではある。
他の質問に関して、答えたくない部分は「言わないのがSBM流だ」と逃げた。
特に販売台数の点では相当な危機感があるのか、台数は言わないが他社より多いみたいなおかしな発言になってしまった。
型番変更の意味は何ですか?との問いに関して「意味はありません」と答えたのが面白かった。
そうか、意味ない事を(他社を真似て?)やるのもSBM流という事かな。
最初に出したiPhoneのシェアが8割であるというグラフに関しての質問が出た。
たった2割の部分に6モデルも投入して採算は取れるのか?というもの。
答えは的を外していてiPhoneはすごい、シェアの今後は分からないがiPhponeはすごいしSBMはiPhoneを推していくと強調した。
緊急地震速報対応も含めて質問は出たが、特にネットワーク系や高速系などは十分に答える事が出来なかった。
戦略は事前に言わないみたいな、事前にやるのが発表会じゃないの?と突っ込みたくもなったが何も決まっていないのだろう。
つまり言いたくても言えない、言うネタがなかったのだと思う。
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