ドコモ冬モデル

ドコモの冬モデル発表会があった。
山田社長のしゃべりは以前より少し良くなったと思ったが、話しながらウロウロするのはやめて欲しい。

カメラの都合やそれを見ている人の都合を考えれば、ウロウロはデメリットとなる。
オープニングの次はエバーノートの案内だった。
この手のサービスをドコモがやって成功するかい？みたいな気がしないでもない。
ただ、ビジネス方向に展開する為には必要なものであるとも言える。

エバーノートの次は女子中高生をターゲットとしたモデルだ。
ケータイのマーケットにおいて女子中高生を含む女性層は重要であり、各社ともに力を入れている。
ともするとオジサン向けのモデルが無くなるのではないかと思うほどだ。

発表会は40分ほどで終了、全てのモデルの個別説明やシリーズ説明は省略された。
スマートフォンシフトが進むと言われる中、ケータイ19機種を新たに発売するなど従来路線にも力が入っている印象だ。
この点は質疑応答の時間でも問われたが、ドコモはまだ従来機種の比率が高いと見ていると分析する。
スマートフォンがシェア5割を超えるまでには2〜3年を要するのではないかとした。

女性質問者というとNHKという感じで、確かSBM発表会でも質問していた方はSBMの動向について質問した。
山田氏は他社の事なのでと言いながらも、Androidは自由である(事業者独自のサービスを入れられる、Appleに支配されない)点を強調した。
まさしくMAC対Windowsそのものという感じなのだが、Appleが逃げ切る可能性もゼロではない。

今回は特に新しいサービスもなく、従来型ケータイはモデル数は多かったが地味な感じは否めなかった。
iコンシェルの地味なバージョンアップはあったがその程度だ。
まあ今までのバグだらけの各端末を見れば、新しい事への対応よりも基本機能の問題解決の方が重要である事に違いはない。

スマートフォンはこれからという感じなのだが、果たして市場はどう判断するのか。
強大なブランド力を誇るiPhone,今や少し古くなってしまったXperia、そして初期予約分を一気に売り切ったというGALAXYに迫れるのかどうか。