携帯電話基地局数

SBMの免許数は順調に伸びている。
このペースで行くとSBMの独自基準による公称基地局数を抜いてしまう。

SBM基準による基地局数とは、SBMが設置した中継局を加えた数字だ。
ただしどの中継局が加算の対象であり、どの中継局を加算しないのかは公表されていない。
唯一家庭用中継器は加算しないと過去には言っていたが今はどうなったのだろうか。
いずれにしても実基地局免許数とSBM公表値の間に明確な相関があるわけではない。

1.5GHz帯の方は、さすがにフェムト配りのような増え方はしていない。
まだ6千局には届かず、ドコモの1.7GHz帯局数を少し超えた程度である。
増加数も前回の数字+200と、SBMの常識的なものとなっている。
ちなみにフェムト配りの方は+4.6千とものすごい。

ドコモは2GHz帯局が減少している。
LTE用に免許の取り直しなどがあったのだろう。

SBMの1.5GHz帯利用サービスは来年2月以降(この以降というのがくせ者で、緊急地震速報も以降以降と先送りされ続けている)開始予定だ。
全国規模でのサービスを考えればあと2万局くらいは最低でも増やしたいところだが、今のペースでは4年もかかってしまう。
DC-HSPAが使えるようになったとして、PC定額とかポケットWiFi的なものでもやるのだろうか。
自慢のiPhoneが対応してくれれば万歳なのだが果たして。