GALAXY

遅ればせながらGALAXYを触ってきた。
内覧会でも触ったのだが、実はそれ以前にも実動機に触れている。
まず第一に感じたのはディスプレイの美しさだ。

有機ELの高いコントラストと発色は、まるでそれが印刷画面を貼り付けたモックであるかのような印象を与えてくれる。
操作感も良好で、iPhone4やXperiaよりも引っかかりが少ないかも知れない。
持った感じも意外に軽く、ただ持ちやすさというか手へのフィット感だとXperiaのかまぼこ形の方が良いかなとも思った。
形状や持った感じGALAXYはiPhoneに近い。

フツーのケータイと違うというかキーがないのでそれを許容出来るか否かも問題ではあるが、見た目のインパクトというかそのディスプレイの綺麗さは売りになる。
iPhone4がiPhone3シリーズに比較して格段に表示器が良くなったが、それも霞む感じがする。
明るいところで見にくいという話もあるがどうなのだろうか。
ここが非実用的となるとまた話は違ってくるが、通常のケータイ並みに見えてくれればいい。

ちなみにN-04Bは液晶画面は見にくくはなるが日中でも見える。
背面の有機ELは見えにくいというレベルではなくて見えない。
そのくらいの違いがあるのだ。

価格は3万円程度で、ケータイの半額だ。
質感などの細かい事を言うと国産に及ばない面もあるのだが、価格を考えれば上等ではないだろうか。
内覧会では女性が熱心にこれを触っていた。
残念ながら会場内のネットワーク速度が遅く、地図を見るのが少々ダルかった。
地図をスクロールしたときに感じるバッファの多さはiPhoneの方が上かなと思ったが、並べて比較したわけではない。

内覧会でのREGZA Phone人気を見ると、いわゆる日本向け高機能スマートフォン（なんじゃそりゃ）への関心度は高いと思った。
GALAXYは良くできているが内容はiPhone同様であり、機能的目新しさは少ない。
一方でREGZAの方はFelicaやワンセグ内蔵、しかも防水と来ればそれこそ日本風のフル装備スマートフォンと言える。

おそらく価格は上がるとは思うのだが、ミッドレンジ以上が売り上げの多くを占めるドコモなら気にしないか。
これらスマートフォンのディスプレイサイズを小さくしてハードウエアキーを付ければ普通のケータイ化させる事も出来る。
問題はiモード系なのだが、専用のiモードブラウザアプリを組み込むなどで解決出来れば開発費削減に貢献するだろう。