あれれ？

久々に神尾氏が記事を書いている。
その中で妙な言い回しが目を惹いた。

曰く「1999年2月にスタートしたiモードはすでに10年を超える歳月を経ており、日本が誇ったフィーチャーフォン（従来型の高機能ケータイ）のエコシステムは成熟期に達している。」だ。
エコシステムはiPhoneを褒める言葉であり、国産ケータイとは相反するところにあるのではなかったのか。
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1011/17/news035.html
神尾氏も迷走モードに入ってしまったかな。

スマートフォンに対してフィーチャーフォンという言葉が使われ始めている。
スマートフォンが高機能携帯で、フィーチャーフォンが多機能携帯と訳される。
ちなみにフィーチャーはフューチャーではなく、音楽などで言うフィーチャリングの、いや話が面倒になるからやめておこう。
余談だがデロリアンが出てくるのはフィーチャーではなくフューチャーだ。

高機能とはその機能が高い次元にあるという事で、多機能とは機能が多いという事だ。
なのでこれを対比語とするのは誤っている。
つまり多機能でそれぞでが高機能な機械が存在するからだ。

現実に日本製のスマートフォンはFelicaやワンセグ内蔵という事で、十分に多機能化している。