中古車売れる

エコカー補助金終了で新車販売台数が伸び悩む中、中古車市場は多少賑わっているらしい。
従来は補助金などを目当てに新車を購入した層が割安な中古車に目を向けたのではないかと業界では分析する。

売れ筋はFitやマーチと言った小型車で価格もしそれなりに強気だ。
ただしワンボックスも価格を下げれば需要はあるという事なのだが、大型ワンボックスや大排気量車は低迷らしい。
ボクシーとエルグランドが同じ価格だったら大きい方が良いんじゃないですか、みたいな売り方もしているそうだが顧客の反応は良くないという。

変わったところでは小型車のEVコンバートも需要があるのだとか。
マーチのコンバート費用は150万円と決して安くないのだが、EVにすると自動車税が免除になる。
走行距離は60km程度なので商店の配達用途程度に限られるとは思うが、維持費用の安さが受けているそうだ。

レンタカーの"お下がり"を売るオリックスは、整備が出来ていて品質が安定しているレンタカー下がりはお得ですよと話す。
直販になるので中間マージンも取られず、他社に比較すると1割ほど安価に手に入るという。
またレンタカーは小型車に人気があるため、現在の売れ筋にマッチした車両がそろっている。