- 2010年12月13日 13:01
ここで言う伝送とはデータではなく電力の事だ。
ワイアレス充電は電動歯ブラシやシェーバーなどで使われている。
主に水回りで使うものなどの漏電防止や防水化がその目的でもあり、接触信頼性の確保も不要になる。
F&Fでも過去にPHS用の非接触充電器をバラして見た事がある。
http://www.fnf.jp/blog/2010/01/fnfblog2794.html
非接触充電器は確かに便利なのだが伝送コイルの物理的な大きさがいかんともしがたい。
コイルを小さくしようとすると高周波伝送になり、ノイスなどの問題も出る。
防水化が進む携帯電話やスマートフォンでもスペースに余裕さえあれば非接触充電器にしたいと考える設計者は少なくないだろう。
東芝の防水スマートフォンでもイヤフォンジャックはそれ自体が防止水なので水中でイヤホンプラグの抜き差しが出来る構造だ。
しかし電源端子は電気分解での腐食があるのでそうはいかない。
社外品でiPhone用のものが紹介されていた。
スマートフォン用のケースとなると多少大きくても気にならない点が有利に働くだろう。
と言ってもiPhoneは決して重いものではなく、ヘタすれば国産高機能ケータイの方が重かったりする。
それでも形状的にケースを使いやすいなど、プロテクションと機能を一体化したような製品も多い。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1012/10/news034.html
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