- 2011年1月11日 13:03
T-01C、東芝製のドコモ向けスマートフォンだが、これを使ってSkype通話をした。
Skypeは以前iPhoneで使った事があり、電波事情の良いエリアでは回線交換の音声通話より通話品質は良好だった。
SBMは中継局の乱立などによってセル半径が大きくなり、マクロセル化しているために無線区間が混雑している。
それを何とか回避したいと、音声を高圧縮にしている。
W-CDMAでは圧縮レートを選択出来て、最高圧縮率を選択するとかなり明瞭度が悪化する。
これでは通話に耐えないという事で、SBMでは下から2番目くらいの所を使う設定だ。
これに対してSkypeはパケットロスや遅延回避のために様々な工夫がなされていて、それなりの音質を確保しているが多くの帯域を必要とする。
よってSBMの場合は高圧縮の回線交換よりSkypeの方が音質が良くなるわけだ。
ただし移動中などで電波状況が安定しないとSkypeでもマトモに通話が出来なくなるし、突然伝送速度が遅くなるような場面では通話が途切れたり音がおかしくなったりする。
ちなみにSBMネットワークに比較すればAT&TからのSkype通話はずっとずっとマトモだ。
さて、ドコモ網を使ってSkype通話を行うと、これは回線交換と変わらぬ安定度で十分実用になった。
SkypeOutを使うと海外経由?になるらしいのだが、その割に遅延も少なかった。
SkypeOutをひかり電話で受けた場合と、ドコモのケータイ同士で通話した場合ではSkypeOutの方が遅延が大きかった。
これが無線区間や固定回線の遅延なのかSkype自体の遅延なのか、今度はPC同士をSkypeで接続してみた。
すると、これもケータイ同士での通話よりも遅延が大きかった。
従ってSkypeの遅延が支配的であり、IPネットワークの遅れはさほど気にならないのでないかと思った。
SkypeOutは安価な通話を提供してくれるはずなのだが、どうもスマートフォンで使うと課金体系が異なるようなのだ。
数分実験して一旦切断して値段を見ると30円くらいかかっている。
これって通常のSkypeOutの50倍くらいの課金レートじゃないの??
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