LED電球(2)

ホームセンターに行ったらLED電球が980円で売られていたので買ってみた。
山善のもので中国製、昼光色は250lmで電球色は220lmの品だ。

消費電力は4W,寿命は4万時間となっている。
ちなみに電球型蛍光灯の定格寿命は6000時間から12000時間程度だ。

写真は中央の暗いものがLED電球、その両側が12Wの電球型蛍光灯、更に暗いものが比較用に電球を取り去ったもの(2カ所)だ。
LED電球も2カ所に入れてみている。
真下から見ると12Wの電球型蛍光灯も4WのLED電球もさほど明るさは変わらないように見えるが、照度計で真下の明るさを測ると電球型蛍光灯の58klxに対してLED電球は40klxだった。
なお消費電力4W級のLED電球は(白熱電球の)25W相当品と言うことらしい。

直下から見るとさほど変わらない感じはするが、横から見ると明るさは違う。
指向性があるためで、それが解りやすいように写真は横から撮ってみた。
色も違って写ってはいるが、たぶん電球と比較しなければそんなものかなで済んでしまう程度の違いだ。
ただし混合照明とするとカクテルライトになってしまう。

電球型蛍光灯が比較的電球色を良く出しているのに対して、LED電球は紫っぽい感じの色なのだ。
約千円のこのLED電球は電球型蛍光灯の2倍近い価格だが、消費電力は1/3となる。
もっとお金を出せば同じ消費電力でも明るいLED電球が手に入るだろう。
しかし、そのお金で電力を買った方がもしかしたら得かも知れない。

60W型電球型蛍光灯は800lm程度の明るさであり消費電力は10W程度だ。
シャープのLED電球も60W相当品は800lm程度の明るさで、こちらも消費電力は10W前後である。
違いは寿命が4万時間対1.2万時間、つまり電球型蛍光灯の4倍以下の価格ならばお得という計算にはなる。