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CPU


  • Posted by: F&F
  • 2011年2月17日 11:04

CPUと言ってもPC用のものではなく組み込み用のそれだ。
携帯電話などは以前からARM系のCPUが広く使われている。

PCなどに使われるCPUと直接的な性能比較は出来ないというか、クロックが同じだからと言って同じように動くわけではない。
それでも増える一方の処理に対応すべく、新しいSnapDragonはマルチコアに高クロック動作で従来品の数倍以上の処理速度を誇る。
描画処理チップも高速化され、スマートフォンなどへの対応を強化する。
このマルチコアプロセッサは同期型、いわゆる2つのコアが協調して動作するものではないようだ。
説明によれば一方のコアを最高クロックで動作させながらもう片方を低速動作させることも可能だという。

この話で思い出したのがずっとずっと前に松下(現Panasonic)が作ったデュアルコアCPUだ。
共通メモリと共通バスを持った同期型の2つのプロセッサを持ったものなのだが、片側が動作している時は(バスが占有されるので)もう片方はお休みする。
長い命令実行時には確かに効率は上がるのだが、それ以外はどうなの?みたいな感じを受けた。

描画機能に関して日本製のチップではゲーム性能という形で評価されることはあった。
グラフィック性能よりも高画素カメラの画像処理や動画処理、ワンセグ系の処理性能などが重視されてきた。
アプリの実行速度などを見ると、2〜3年前のケータイとは段違いに速くなっている。
しかし操作感は相変わらず軽快とは言えず、これはもうCPUパワーとOSの重さを競い合うかのごとくなWindowsの流れと同じなのだ。

スマートフォンなどでも同様で、こちらはグラフィック能力が重要視される。
画面の縮小や拡大、スクロールの処理などが高速に行われなければ使用感に影響する。
メモリだってたっぷり搭載しなければならず、そのメモリの消費電力だってバカには出来ない。

   

Comments:1

Lear Author Profile Page 2011年2月17日 15:02

古い話です、Slot1やSocket370で440BX ChipSetでの構成されたM/B、SingleCoreのDualCPUで動いていたSMP構成の基板ですが挿すIntel製CPUはCPUの基本構成が同じもの(キャッシュ構成とかVcore電圧とか)であればCPUクロックが異なっても問題なく動いていた事を懐かしく思い出しました、動かしていたOSはLinuxとWindows2000でした^^

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