Home > UPS(4)

UPS(4)


  • Posted by: F&F
  • 2011年2月22日 11:03

1102221103_384x288.JPG
バッテリ部分と回路部分は隔壁で分離されている。
ラックマウント型ではないモデルの場合、バッテリ温度は室温が20℃程度であったとしても30度を超える。

一方でラックマウント型の場合はほぼ室温と同じになっている。
トランスや回路側は少し温かく、バッテリ側は冷えている。
とは言ってもケース全体が暖まればバッテリも温かくなるはずだが、表面積が大きいから室温になるかな。

世代が違うのか、基板とパーツも異なっている。
回路は同じなのかも知れないが、回路図は探せなかった。
従って電圧もオリジナルのままなのでが、モニタしてみると27.7Vとなっている。
従来の1400が28.0Vだったので若干だが低い。
もしやセンサの誤差かとデジボルで測ってみると27.96Vであり思った通りだった。

ちなみに開放型鉛蓄電池の充電終止電圧は(6セルで)13.8V,つまりこのUPSでは27.6Vあたりか。
ただし密閉型バッテリの場合はもう少し電圧が高いとのデータもある。

ステータスでバッテリ日付を見ると、丁度4年前のものだった。
目視では膨らみなどの異常は見られない。
UPSには富士通のシールが貼られており、富士通系の企業で使われていたのか?富士通がOEMで売っているのか。

SUA1500の発売時期は2002年12月だ。
もしも発売後まもなく導入したとするとバッテリは一度交換されていると言うことか。
そしてそのペースで行くと来年あたりはバッテリが寿命を迎える?

バッテリを交換するか、本体ごと買い直すかは悩ましい問題だ。
大きさなどの問題もあるのだが、バッテリの温度という点を見るとラックマウント型の方が良いなと思う。
ただし新品は高額だ。

   

Comments:8

kaz3 Author Profile Page 2011年2月22日 14:22

APCのUPSは富士通がOEMでサーバに付けて売っています。
SUNが富士通製ですから、SUNにも付けることが多いですね。
(富士通の工場でSUNのサーバもジーメンスのPCも富士通のサーバやPCも作っています)

F&F Author Profile Page 2011年2月22日 14:38

なるほど富士通版があるのですね。
それで中古の台数が出ているのかな。
時期によっては見かけなくなりますが、今は大量放出中という感じです。

Author Profile Page 2011年2月22日 15:14

>ステータスでバッテリ日付を見ると、丁度4年前のものだった。
以前、NTTで使われていたというUPS(ラックマウントではないがワークステーションが10分以上バックアップできるもの)を1万円ほどで入手したことがありますが、NTTだと、電池寿命のあるUPSなどは、設備の償却が終われば更新するそうです。一斉導入した設備の償却期限かリース期限が切れたものが放出されているのでしょうか?

会社に持っていって使っていたのですが、ノートパソコンが普及する前だったので、みなデスクトップパソコンで仕事をしていて、落雷で事業所全体が停電したとき、悲鳴が上がる中私一人が悠然とファイルを保存してシャットダウンしたことを思い出しました。

F&F Author Profile Page 2011年2月22日 15:25

電源設備と考えるなら6年、PC関連装置と見なせば3年あるいは4年で償却ですね。
信頼性を重視するものや世代交代が早いものは償却期間が過ぎたら廃棄するのでしょう。
APCによるバッテリ期待寿命が2.5年なので、もしかすると2年ごとに交換しているかも。
APCの場合、アラームが鳴った時はバッテリが死んだ時ですから。
日付があわなくなってくるのが??ですが。

MI Author Profile Page 2011年2月22日 21:24

APCによると
> 尚、UPSの耐用年数は日本電機工業会の指針より5~6年となります。
> 弊社ではUPS本体の製品サポート期間(保守サービス提供期間) はご購入日から5年間としております。
> 本体使用から5年経過したUPSは予防保全のため新しいUPSへのお買換えをご検討下さい。

中古ならラックマウントの方が良いのかもしれませんね。
ラックマウントなら据置タイプのUPSより設置環境が良さそうなので。
据置タイプは部門サーバと一緒にオフィスの片隅でホコリまみれで
もれなくバッテリー妊娠のイメージが。

kaz3 Author Profile Page 2011年2月23日 13:43

APCの据え置き(富士通含む)を何十台か使ってきましたが、やはり電池の温度が問題ですね。
最新型でも二年~三年でアラームが出ます。負荷が低い物は4年もつこともあります。
先日までは純正の予備バッテリを複数セット在庫して対応していましたが、最近は秋月の互換品(2個一組)で間に合わせるようになりました。
どうせ本体の保証期間も過ぎてますし・・・
もちろん、重要なサーバは正規のUPSを純正で使っています。

F&F Author Profile Page 2011年2月23日 13:57

小型低発熱UPSだとバッテリが5年以上持つものもあるんですけどね。バッテリコストはバカに出来ないし、批准製品を買う場合は廃棄にも気を遣うし、難しいです。
純正品なんか5万円位するので、これが2年で駄目というのはちょっと悲しいなぁ。

kaz3 Author Profile Page 2011年2月24日 10:30

純正の交換バッテリーは直販で買うと早いけど高いですが、商社経由で買えば1500用ので3万弱になります。

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > UPS(4)



VC