- 2011年3月11日 13:02
家電量販店や大型カメラ店などでアップル社製品の通信販売が再開された。
iPadやiPhoneの販売量低下を食い止めたいとするAppleの方針転換と見る向きが多い。
両製品の販売が好調であると思われた頃、出来るだけ多くの利益を上げたいとする同社は卸売価格の厳しい量販店などへの出荷を停止した。※
同じ価格で売るのならば多少なりとも利益の取れる店で、と言うことである。
米国などでもそこそこ売れたiPadは、おそらく日本市場でも大人気になると同社は予想したのだろう。
ところが実際には違った。
発売当初こそ使っている人を見かけることもあったが、さすがに今は余り見かけない。
むしろ少し小型のモデルに買い換えたという人を何人か知っている程度で、一体あのiPadはどこに行ってしまったのでしょうね…
iPhoneにしても販売ランキングでトップを取れる状態ではなくなった。
これは登場から日が経っているし、次期モデルの発表も近いとあってゼロ円でも食いつかない部類に入ってしまったのだ。
春商戦とあってドコモもauもゼロ円攻勢をかけているモデルもあり、ゼロ円同士なら機能豊富な方が良いと思うのは人情だろう。
こうした逆風の中、家電量販店はアップル製品のネット通販を再開するに至った。
Appleのプライドなのか、一定の基準を設けた通販ページを同社は指示しているようだ。
家電量販店側もアップルを立ててなのか、指示に従って通販ページを作ったらしい。
販売価格は厳しい統制がなされているが、ポイントは付く。
「アップル製品を売らせてやる」よりももっと弱い「仕切りは○○%で出しますので、ウチの指示通りで売ってください」となったらしい。
(あくまでも「らしい」ですからね)
※店頭販売が特定店舗のみであるという私の記憶に基づくもの。
※間違っていたら後で訂正します。
※これに伴い記事の一部を、コメントで指摘頂いたので訂正しました。
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