- 2011年3月14日 00:18
東京電力は計画停電のスケジュール表に誤りがあったとした。
ただ訂正されたものにも誤りが指摘されていて、正確な情報提供までにはまだ時間がかかるとしている。
おそらく複数送電ラインの切りやすいところをグループとして切断するものと思われ、住居表示の地域との一致が取れないためだろう。
計画停電ではそのエリアの全ての送電が停止する。
電話局などはバックアップ体制があるので数時間は耐えられるはずだ。
携帯電話基地局も数時間の停電には耐えられるようになっている。
しかしバックアップシステム設計時と現時点の機器消費電力量が異なる場合が多々ある。
すなわち容量の拡大などによって消費電力量が増えているケースで、ちゃんとした事業者であればそれに合わせて電源部の改修も行うのだが全てがそうでもない。
これは冷房装置にも言えることで、常にクーラをフルパワー運転しないと間に合わないような局も実際に存在している。
マイクロセル局はバックアップレスのものも多く、これが停止すると通信速度などに影響が出る。
制御局や交換局などは大規模なバックアップシステムが備わっているが、発電機用の燃料供給に不安がある。
各地で一斉に発電機を稼働させようとすれば燃料が不足する可能性もある。
ビル内などの一部には燃料電池を使った発電装置もあるが、水素の供給はどうなるのだろうか。
これはディーゼル発電機などの騒音と排ガスが許容出来ない都市部などで使われている。
そもそもバックアップシステムは数時間から数日程度の稼働を想定したものであり、毎日数時間の運転を1ヶ月も続ける状態が想定されているのかどうか。
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