- 2011年4月10日 13:04
原子力災害、それは予見出来たのだろうか。
東京電力のホームページには、過去の災害などを考慮してそれを超えることが起きても安全だと書かれている。
しかし実際には、先日雑記でも書いたように大津波を想定していない。
日本における東北の大津波と言えば明治の三陸地震がある。
このときの教訓というか災害が子から孫へと伝えられていて、ひなびた農村では被害者が比較的少なかったという。
逆にその頃の話が受け継がれなかったエリアでは津波の恐ろしさも実感として無かったのかも知れない。
このときの津波の高さは最大で30mを超えている。
30mとは言わないまでも、その半分でも想定されていれば今回の事故はこれほどまでの被害を生まなかったかも知れない。
東京電力は未曾有の大地震と大津波だと言っているが、政府は引責が落ちたわけではないのだから想定出来たはずだとする。
まあこのあたりは今後10兆円にも及ぶと見られる後処理費用を誰が出すのかみたいな所だ。
10兆円の捻出など(昨日書いたとおり)公務員給与の2割カットを半年続ければ捻出出来る。
東京電力の従業員は国家公務員の1/100しかいないので、残念ながら給料カットでは費用が捻出出来ない。
ただいずれにしても東京電力が無傷で済むはずがない。
でも公務員は無傷で済むわけ?
被災地の地方公務員は今も相当苦労しているはずだ。
民間企業であれば他の支店や支所から応援が出るのだろうが、公務員は知らん顔だ。
まあ手伝いに行く事は現実的ではないけれど、ならば資金供給で助ければいい。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/284074.html
※追記
公務員数が約400万人、給料を2割カットしても年間で5.5兆円ほどしか捻出出来ないので、半年で10兆円は誤りでした。
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