- 2011年4月23日 14:02
東電/保安院が炉心溶融を認めたとか何とかという事がニュースになっていた。
認めようが認めまいが客観的観測値からすれば溶けちゃってるのは明白で、何を今更という感じがする。
冷却が出来なくなって燃料温度が上がって、燃料が溶けちゃって圧力容器の下にたまっちゃって、もしかしたら圧力容器も溶けちゃって格納容器にもボタっと落ちちゃってるんじゃないのかな。
これは中を見てみないと解らない事ではあるが、温度分布や圧力データから推測は出来るはずだ。
情報がぽろぽろと小出しに出てくるタイミングは、原発推進派が弱ってきたそれなのだろう。
様々な報道やその裏側の話などを聞いていると、東電の隠蔽体質は隠しようのない事実ながら推進派の強い圧力がそれを増強させているのではないかと思えてくる。
隠蔽しなければならない事情がそこにあるわけだ。
保安院にしても事実に近いところを話せば首が飛ぶみたいな組織だし、カネが絡んでいる以上仕方がないのかな。
国民の安全や電力の安定より、自らのフトコロの安定を求めるのは。
線量規制値などに関しても、未だに100ミリシーベルト以下なら大丈夫なのだと繰り返している人もいる。
大丈夫なのと規制するのは又違う話だろうと思う。
以前に書いたが首都高速道路は震度6にも耐えられる補強工事を行ったとある。
しかし地震が起きたら安全確認のために一旦通行止めにするという。
設計強度が十分なのだから大丈夫じゃないかと言っても、少しでもリスク(責任だな)を減らしたいとすれば通行を止める。
日本における空間からの年間被曝量は1ミリシーベルトにも満たない。
福島市や郡山市では1ヶ月せずにこの被曝量に達する。
まあそれが問題になる事はないと思うが、普通の状態との差は明らかだ。
規制値や安全基準に関して、人体実験するわけにはいかないので正確なところは解らないだろう。
それは今後何年か、何十年か経って解る事かも知れないが解った時にはもう遅い。
規制値以上でも安全だと繰り返す人がいれば規制値自体の信頼性が失われ、どちらが本当なのかと不安になる。
いや、もしかしたら規制値も危ないんじゃないか。
政府な原発推進でしょ?大学と一緒になって危険なものを安全だと言い張っているだけなんじゃないの?
そう思う人だっているだろう。
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