夏モデル

Androidと共に日本市場がスマートフォンに向いた。
勿論その種火を拡大していったのはiPhoneに他ならない。

パーソナルなコンピュータの世界でAPPLE][がシェアを拡大しながら、いわゆるコンピュータマニアを産んでいったようにだ。
あるいは、それまであった製品をあっという間に駆逐してしまったiPodのようにと言って良いかもしれない。
しかしその両者共に、一つの時代が長く続くことはなかった。
売れている物は必ず売れなくなる日が来るかのごとく、ニンテンドーやSECのゲーム機がそうであるように。

PCの世界はNECがやがてシェアを伸ばすことになる。
売りにしたのは16Bitだった。
いわゆる国産機、今で言えばガラパゴスPCって事になるだろうか。
これと手長続きはせず、国際機に取って代わられることになる。

iPhoneは今はどのポジションにいるのだろう。
更なるシェアの拡大を目指す強烈な魅力を持った次機種を出してくるのか？
MACと同じように、ファンのためのファンのマシンであり続ける路線なのか。

ドコモは16日に夏モデルを発表だそうだ。
おそらくはスマートフォンがメインになってくるだろう。
昨年の今頃はまだまだスマートフォンなんてと思っていた人も多かっただろうに、今はもはやそうではない。
次に買い換える時はスマートフォンにすると言う人が周りにも少なくはない。

これは一つの流れだと思う。
市場が育てば周りも育つ。
この急激さが面白くもあり楽しくもある。