- 2011年6月 6日 12:03
先日雑記にも書いたチョイノリ、そうか、樹脂製のカムはあの頃から使われはじめたのか。
話に聞くとレッツ4/5のカムの樹脂製なのだとか。
現在もそうなのか(耐久性に問題があったという話なので)どうかは解らないが、機械加工ではなく成形で作れるのはコストメリットが大きい。
現在の車などでも樹脂部品は多数使われていて、プリウスのブレーキ部品を樹脂で作ったと開発過程などが紹介されていた。
樹脂製にするメリットは、軽く安くだ。
記事によれば回生ブレーキ制御によってブレーキ負荷が軽くなり、樹脂製部品でも問題ないと判断したとされる。
電池が満タンになって回生失効したらどうなるのだろう。
ブレーキのピストンを樹脂で作ったのはプリウスが最初ではない。
ホンダやヤマハは過去にオフロードバイクのブレーキ部品を樹脂で作っている。
フェノール樹脂のような固いものらしいが、オーバホール時に欠けたりする事があったという。
また偏摩耗というか、真円度が使用時間と共に失われてくるそうだ。
この樹脂製ピストンには多くの特許があり、まだまだ安定した技術とは言えないらしい。
開発記には書いてなかったのだが、プリウスのブレーキピストンの樹脂化は引きずり防止が目的ではないのだろうか。
樹脂ピストンはOリングとの摺動抵抗が大きいらしく、Oリングのたわみによって引き戻される効果が期待出来る。
その代わり初期動作時のフィーリングが悪い。
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