- 2011年6月14日 12:03
対向ピストンエンジンというものがある。
と言っても実用化はされていないと思うのだが、2つのエンジンのヘッドをくっつけたようなものだ。
勿論ヘッドというものは存在せずにピストン同士が向かい合っている。
当然ながらクランクは双方のピストンに存在するので2つある。
これがギアで連結されているわけで、水平対向エンジンをひっくり返したようなものだ。
これをもう一声進めたらどうなるだろうかと考えてみる。
ピストンは2個でも3個でも4個でも良いのだが、ドーナツ状のシリンダの中にそれが入っている。
クランクは存在しない。
ピストンは一方方向に動きながら圧縮と爆発を繰り返す。
吸排気と点火は決められた場所で起こるようにしないと、ピストン経由でそれを行わなければならなくなる。
吸気場所と排気場所が異なるので、ロータリエンジン風にバルブレス構造に出来るだろう。
コンロッドはドーナッツ状シリンダの内側から出るのでシーリングが問題になる。
直接円運動が得られるが、それがデメリットを打ち消すほどのメリットになり得るかどうかは不明だ。
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