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バラストチューン


  • Posted by: F&F
  • 2011年6月16日 11:03

1106161103_299x233.jpg
レイブリックのバラストを開けてみた。
中国製と違ってシリコン充填ではなかった。

気密保持はゴムパッキンで行われていてメンテナンス性も良好だ。
各部品も中国製とは異なる品質だ。
驚くのは薄く軽く小さい事。
中国製の薄型など目じゃないくらいの実装がなされていた。
http://www.fnf.jp/hpinv.htm

写真は中国製の100Wバラストだ。
確かに100Wと書かれている。
仕様を見ると13.5Vで3.1Aの電流が流れるとある。
約42Wの入力なのに出力電力100Wと、なんかもうメチャクチャだ。

同じ外観の75W品もある。
取り付けたレポートも探すと出てくる。
いや、お気の毒としか言いようがない…

35W用のバーナを2倍の70Wでドライブするとどうなるか。
バラストの発熱はまあ許容出来るが、バーナの発熱は凄い。
あの小さなガラス管に70Wもブチ込むんだから可哀想なものだ。

バラストは一応安全のため強制空冷して点灯させ続けたところ、24時間経たずに消灯した。
バーナの発光部あたりにヒビが入っていたので熱で壊れたのだろう。
観察しようといじったらバラバラになった。

もっとも中国製バラストならば実出力が小さいので無事に違いない。
ラベルチューンだからだ。

   

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