トイレ

先週だったか、萩市の公衆トイレで女性用スペースを増やすというニュースがあった。
観光地でも高速道路のサービスエリアでも、女性用トイレは混雑している。

そんな場所ではほぼ例外なく男性用トイレも女性に占有されてしまう。
男性が女性用トイレに入るのはヘンタイだが、男性用トイレに入る女性はフツーというわけだ。
場所によっては監視員を立てて女性が男性用トイレに入るのを阻止しているが、それでも間に合わないから入れろと詰め寄るオバサンは後を絶たないとか。
萩市の取り組みはこの対策という事なだ。

トイレの占有時間は男性が平均30秒に対して女性は1分なのだとか。
これに対して便器数は男性用の7割しかない。
更に萩市は女性人口が多く、観光に訪れる率も女性が多いらしい。
こうなると上に書いたような事態になる事は想像に難くなく、ならばと言う事で女性用便器数を男性用の二倍に増やす事にした。

公共施設は余り考えられていないが、民間はそうでもない。
女性の集まるデパートなどでは女性トイレ比率を増やしているし、温泉などでも着替えに時間のかかる女性用更衣スペースは男性用より広い。