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今週の相場観


  • Posted by: F&F
  • 2011年7月 3日 15:03

殆ど動きの無かったUSD相場なのだが、29日には3週間ぶりに81円台を付けた。
背景は米国長期金利の上昇などだと言われた。

アナリストやにわかアナリストの意見はマチマチだった。
81円台では売りだとする人もいれば、もし押す場面があれば積極的に買いたいとする人も。
これまで日足では一目均衡表の雲の下限に抑えられている格好だったが、81円台になり雲に入った。

ところが水曜日のNY時間にはEUR急落に引っ張られて一気に80円台半ばになった。
東京時間に向けて上昇はしたものの、結局東京時間では80円台半ばをウロウロだった。
ここでもにわかアナリストの意見は割れる。
買い派は下がった所を押し目買いだという。
確かに木曜のNY時間には80円台前半まで押したものの、その後は80円台後半まで戻している。

一方の売り派は上がったところを売っていくべきだとする。
確かにレンジ内で動いている今のところはどちらも正しい。
80円台前半で買って後半で売る事を繰り返せば良いだけだ。

金曜のNY時間では81円台に乗せたものの、その後は押されて80円台後半で越週となった。
確かに下値を切り上げながらの推移ではあるのだが、7月の相場はどうなるのだろう。
冷静派はもみ合い相場継続だとし、期待派?は上昇への流れだとする。
80円割れを予想する向きは皆無だが果たして。

   

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