ボーナス

ボーナスは旅行とエコ。
そんな調査結果がある。

民間企業のボーナスは軒並み減少しているが、そんな中での使い道は小旅行とLED電球なのだとか。
LED電球は電球型蛍光灯より必ずしも発光効率が高いわけではない。
しかし指向性を活かして不要な部分を照らさないというか、下しか明るくないというか、なので低消費電力となる。

そもそも日本の居間の照明は明るすぎるのかも知れない。
明る〜いナショナル♪ではないが、明るい事が豊かさの照明いや証明みたいな考え方もあったのだろう。
居間の照明を少し暗くするとTVの輝度も下げられる。
照明とTVのバックライト電力が下がると発熱量も減少する。
これぞエコなのではないのか。

ただし液晶テレビは部屋を暗くして観るとボロが出る。
プラズマなら良いのにと思うが、バックライトを暗くした液晶は平均消費電力でプラズマよりエコだと思う。
プラズマの場合は最大消費電力は大きいが、真っ黒画面の時には消費電力が激減する。
液晶の場合は（最近は分割制御しているものが多いが）バックライトの輝度で決まる。

本を読む時は読書灯を使うなどして、煌々と照らされる部屋の照明を少し落としてみるのはどうだろうか。

旅行の方は、企業の節電目的での夏休み長期化や複数回化がそれを牽引する形になる。
土日を出勤にする代わりに夏休みを長期にとって一斉休業など、電力使用量の低減を目的とする業務効率化作戦が展開される。
その長い休みを使ってのんびり旅行というプランが人気だそうで、中期滞在型のプランはどれも売り切れだとか。
避暑地などではリゾートホテルのみならず、貸別荘や短期賃貸アパートまで予約が入る。

ここでもキーワードは放射能で、福島周辺を避けるのは勿論太平洋側の海沿いも人気がないという。
夏と言えばみたいな感じのある北海道や中部地方以南も人気だそうだ。