夏モデル

夏モデルスマートフォンが続々と発売開始され、そこそこ売れている。
苦戦を強いられているのがiPhoneで、さすがに1年以上前のモデルと言うことで弱さは隠せない。

確かに実質無料など、あるいはパケット低額代などの廉価の魅力は健在なのだが金を払っても欲しいものを買う層もいる。
iPhoneは発売当初から実質無料作戦(あるいは類似)を展開しており、タダより安くは出来ない。
それでもiPhone4はそれまだよりは強気で、iPhone3/3Gの頃には派手なキャッシュバック作戦を展開していた。

先日ケータイ屋の前にiPhone契約で5万円キャッシュバックのPOPがあった。
それが現金キャッシュバックなのか、実質安くなるよなのかは確認しなかったがキャッシュバックなら凄い。
これまででも2万円キャッシュバックなどはあったが5万円はなかった、と、思う。

価格の面に関しても、毎月実質キャッシュバックをする月月割り類似のシステムを各社も導入して本当は一体いくらなんだよみたいなSBM作戦が他にも広まった。
auにしてもドコモにしてもなりふり構っていられないみたいな、ようするにSBMがインセンティブプランを採り続けるならウチもやるよと方針替えなのだろう。
分離プランを推進するならば各社一斉にこれを行わなければならない。
なぜならインセンティブプランの方が圧倒的に集客力があるからだ。

では日本のシステムはどうだったかと言えば、ドコモが最初に、auがそれに続いて分離プランを開始したがSBMはそれを行わなかった。
もちろんSBM的基準によれば「いち早く分離プランを導入した」となるが、世間はそうは思わない。
じゃあウチもSBM基準でやっちゃうもんね〜　と言う流れがauやドコモに及んだとも見る事が出来る。
こうなるとSBMは更にインセンティブを付ける必要が出てくる。