- 2011年7月14日 13:02
キセノンランプをCDで遮光して、低倍率の実体顕微鏡を通した画像をデジカメで撮ってみた。
デジカメの方は-2EVとしたが、それでも明るすぎる。
目で見た感じに近づくように画像処理している。
発光部になにやらもやもやしたものが写っているが、これは霊だ。
あ、違った。
封入されている金属物質などがガラス面にくっついた、いやメタルハライドが石英ガラスと反応して曇ったと言うべきか。
非点灯状態では電極などにも水銀の小粒が見られるが、発光開始で温度が上がると蒸発するのかな。
ガラス面はこれ以上は綺麗にならないようで、寿命末期には更に透過性が下がると思われる。
ハイパワードライブの実験もしたのだが、更に光量が増えるので上手く写真が撮れない。
ちゃんとしたフィルタが欲しいものだ。
なおフィルタ無しというか、たとえCDを使ったとしても肉眼で見ることは推奨出来ない。
かなりの輝度があるのと非可視光線のパワーも解らないので危険だ。
このバルブはAC点灯させているので双方の電極の輝度差は起きないはずなのだが、しかし左側の方が明るく見える。
DC点灯の場合はカソード側とアノード側で輝度が異なってくる。
本物の55Wバルブは発光部が大きい。
ものによってはアーク距離が長いものもあり点光源から離れる。
おそらくは管電圧も高いのではないかと思うが、それ以上に影響があるのが配光特性だ。
発光部の大きさが増える、すなわち点光源から遠ざかるので配光が悪化する。
明るいバルブでグレアも増えるとなると迷惑野郎まっしぐらだ。
続く…
- Newer: トップページが更新されました
- Older: 中華バラスト(5)
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。