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中華バーナー(3)


  • Posted by: F&F
  • 2011年7月14日 13:02

1107141302_400x300.JPG
キセノンランプをCDで遮光して、低倍率の実体顕微鏡を通した画像をデジカメで撮ってみた。
デジカメの方は-2EVとしたが、それでも明るすぎる。

目で見た感じに近づくように画像処理している。
発光部になにやらもやもやしたものが写っているが、これは霊だ。
あ、違った。
封入されている金属物質などがガラス面にくっついた、いやメタルハライドが石英ガラスと反応して曇ったと言うべきか。

非点灯状態では電極などにも水銀の小粒が見られるが、発光開始で温度が上がると蒸発するのかな。
ガラス面はこれ以上は綺麗にならないようで、寿命末期には更に透過性が下がると思われる。
ハイパワードライブの実験もしたのだが、更に光量が増えるので上手く写真が撮れない。
ちゃんとしたフィルタが欲しいものだ。

なおフィルタ無しというか、たとえCDを使ったとしても肉眼で見ることは推奨出来ない。
かなりの輝度があるのと非可視光線のパワーも解らないので危険だ。

このバルブはAC点灯させているので双方の電極の輝度差は起きないはずなのだが、しかし左側の方が明るく見える。
DC点灯の場合はカソード側とアノード側で輝度が異なってくる。

本物の55Wバルブは発光部が大きい。
ものによってはアーク距離が長いものもあり点光源から離れる。
おそらくは管電圧も高いのではないかと思うが、それ以上に影響があるのが配光特性だ。
発光部の大きさが増える、すなわち点光源から遠ざかるので配光が悪化する。
明るいバルブでグレアも増えるとなると迷惑野郎まっしぐらだ。

続く…

   

Comments:3

こやま Author Profile Page 2011年7月14日 15:47

最近のハードディスクの媒体ってガラスプラッタに磁性膜を薄く
スパッタリングしてるんです。
反対側から強い光を当てると少し透過する事確認してるんで
フィルターになりませんか?
2.5インチの媒体なんか、厚さ的にも…あ、直径が足りないか。

F&F Author Profile Page 2011年7月14日 16:06

HDDとは考えもしませんでした。
実はフロッピィも光が通ることが解って、それで撮影したのですが赤っぽくなりました。
明日にでもこの写真は載せますね。
HDDはバラせるものがあるかどうか探してみます。

ひでさん 2011年7月14日 18:26

初めまして。
操作ミスで、書きかけを送信してしまったかもしれません。
カメラ用フィルタとして、ケンコーが、ND400(露出倍数400)を発売していました。値段もそんなに高く無かったように記憶しています。
後は、太陽観察用眼鏡(日食観察用)をバラして使うか、ピンホールで一度投影して撮影する位しか思いつきません。

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