- 2011年7月15日 11:03
問題になった放射線牛肉、畜産農家は放射能汚染されているかも知れない餌を与えていたそうだ。
飼料が値上がりしているため仕方がなかったと。
畜産農家は原発事故被害者だ。
いや、被害者だったがこうした行為によって加害者になってしまった。
生きていくために仕方がないというのであれば、全ての犯罪は正当化されてしまう。
昨日になって更に高濃度汚染された飼料を与えた牛が42頭出荷されていることが解った。
しかもこれ、原発から75km以上離れた白河市の牧草なのだ。
ここは栃木との県境、こんな所まで放射性物質は飛んできているのか。
福島産牛の価格が1割ほど下がっていると言うが、仕方ない。
昨日も書いたように安全を保証するシステムがなければ不安は解消されないからだ。
農水省は放射性セシウムを食わせた牛の糞尿や血液を検査して汚染具合が推定出来ないかを調べるという。
これには2ヶ月程度かかる。
おそらくは汚染牛肉を食べてもそう大きな影響は無いと思う。
毎日そればかりを永久に食べ続けるわけではないからなのだが、お茶にしても何にしても同じように言われる。
結局口にするもの全てに平常時よりも多い放射性物質が混じっているとすれば、やはり規制値以下でなければならないとなる。
福島県産の肉を好んで買う人はいない。
とすると、それらの肉はどこに行くのだろう。
加工食品になるのか?料理屋で使われるのか。
畜産には余り関係はないが、放射性のゴミの埋め立て可能濃度を8000ベクレルから10万ベクレルにするとか。
この10万ベクレルは放射能牛が食った餌のレベルよりも高い数値だ。
埋め立てる場合は地下水汚染対策を行うとしているが、一体どこに埋めるのだろう。
ゴミ処理上というか埋め立て場所にすら困っているところが多いのに、放射性物質を埋めるとなれば反対運動が起きそうだ。
- Newer: 新型バラスト?
- Older: トップページが更新されました
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。