- 2011年7月31日 15:03
月曜は静かに、78円前半で始まった。
昨年の介入時も同じだったのだが、一度介入した事で政府はやったんだぞとポーズを作った事になるからかその後は放置する。
そして介入時の価格を下回り、更に下げが加速する。
今回も同じだとすると市場最安値を突破して更なる下落をするとなる。
心理的目安は75円なのか、それともそれは単なる通過点に過ぎないのか。
火曜の東京時間には77円台に突入した。
その後すぐ戻したところを見ると下値警戒感も少なくはない感じはした。
が、水曜のオセアニア時間には再び77円台とり、東京時間もそのまま77円台後半、ロンドン時間には77円台半ばまで来た。
米国債問題もあり、円高というかドル安は仕方ないとも言える。
特に日本政府は何もしない(出来ない)と思われているので投機的円買いが加速するのも致し方ない。
木曜日には介入警戒から円が売られる展開となったものの、東京時間に78円台を付ける事はなかった。
その後与謝野経産相が8月2日までは介入出来ない的発言があり、一気に円買いが加速し77円台半ばとなった。
必要な事は言わず、無用な事を言うのが日本の大臣だ。
この与謝野大臣の介入しません発言を受けての金曜は東京時間に77円台半ば、NY時間には76円台となり円の史上最高値更新も見えてきた感じがする。
債務上限の引き上げに関しては解決に向かっていると伝えられたものの、指標の悪化が米経済の弱さを示した格好だ。
3月17日の史上最高値が76.25円、そこまで58銭しかない。
月曜のオセアニア時間に売りが集中すれば一気にそこを突破する事もあり得る。
この3週間で5円も円高に動いたのはちょっと速すぎる感じはする。
一時的にでも一旦戻し、更に下落となるのかなと思ったりしてなかなか売れない。
値頃感を見てはいけないというが、難しい。
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