- 2011年8月 2日 13:03
昨日書いたような改造を行ってみた。
最大出力、最小出力をどの程度にするか悩んだ。
バーナが傷んでいなければ5W程度まで電力を下げる事が出来る。
上は壊れるまで上げられる。
そもそもこのバラスト、同じもので35W/55W/75W版がある。
そのな中の55W版をテストしたのだが、バルブドライブ電力は約33Wでしかなかった。
なのであまり上げるとバラストが壊れるかも。
と言う事で決めたのが上のグラフだ。
7Vで約400mA、2.8Wは新品バルブでも少しチカチカする。
15Vまで上げた時は約3.5Aとなり入力電力が52.5W、この時のバルブドライブ電力は約44Wとなる。
以前に公開した動画が↓だ。
http://www.fnf.jp/mov/hid_val.MOV
電圧に対する感度傾斜などは多少いじっている。
基本的にはこの動画を撮った時の回路と変わってはいない。
変化を緩やかにするためにコンデンサを入れてみたりもしたが、制御遅れでハンチングが起きるのもいやなので外した。
なお電圧に対する電流変化のカーブを急峻にしたとしても、発電能力というかバルブドライブ電力は発電機容量依存なので一定値以上の変化はしない。
例えば8V/500mA〜15V/5Aに設定した時と、8V/1A〜15V/3Aに設定した場合を考えてみる。
発電機の能力が10V/1Aだとすると、設定がどうであっても10V/1Aにしかならないというかそこに落ち着く。
このバラストには2つのケミコンが使用されている。
1つは電源のデカップリング用で、これの容量が抜けても大事にはならない。
もう一つはDC-DCの出力側にあり、これはイグナイタを上手く動作させるための仕掛けのようだ。
このケミコンの容量が抜けるとイグナイタが上手く動作しなくなり、イグニッションに失敗した後抵抗が焼ける。
これでバラストは不良となる訳だ。
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