今週の相場観

協調介入準備と伝えられたためか、月曜の朝は比較的静かに始まった。
東京時間は日経平均が下げ、NY時間ではダウが600ドル以上下げた。

翌火曜の東京市場でも株価は下がり続けた。
USDは77円台半ばから始まり、介入を警戒しているのか値動きが少ない。
だがしかし、徐々に徐々に下値を切り下げて76円台を伺う動きだ。

米国は基軸通貨としてのUSDの価値を守るため、欧州はEU危機を回避するため、日本は産業と経済を守るためにUSD買い支えで合意したとされる。
一つの格付け会社の判断が大統領に演説をさせるほどの影響を持つのは凄いと思う。

日本だったらどうだろうか。
それこそ様々な圧力やカネの流れなどで正しい判断は出来ないんだろうな。
原発関連がそうであり道路関連がそうであるように。

水曜日は介入懸念後退からかUSDが売られ、欧州時間には76円台前半まで押した。
介入レベルではあるがどうなのだろうか。
試しに買ってみようか、それとも75円台まで下がるのを待とうかと思っていた。
介入後に介入以前の価格以下に下がるのがこれまでの例であり、買ったは良いがズルズルと73円なんて事になるかも知れない。

木曜も介入警戒から一時77円台を付けるものの、その後は76円台中盤でウロウロした。
75円台後半には介入警戒からの利食い売り、介入期待の買いがたまっているという。
しかしここを突破すると、買いのストップを切り崩しながら一気に75円台前半まで行くかも知れない。

前回の実験？はモーニングセブンの配信に沿った売買をした。
残念ながら証拠金は減る一方となり、未だ回復していない。
今回やってみようと思っているのはヒロセ通商のLION FXの小林芳彦氏による予想に沿った売買だ。