今週の相場観

先週月曜はUSDが上げて始まった。
円高対策を行うとの話からで、76円台後半だった。

76円後半が"高い"と感じられるわけで、いやはや何とも。
介入後放置して介入前よりUSDが下がるというのがここのところの動きで、結局介入資金を無駄にしてしまっている。
為替動向とか値動きが解らないほど日本の金融関係者はバカではないと思うのだが、所詮他人事か。

シグナルは買いが指示されていた。
しかし売買が可能になる時間には既に買いのレベルを超えており、確かに利確レベルは77円台に置かれていたが見送った。
見送ったというか見送らざるを得なかった訳だが、利食いポイントまでの上昇はなかったので見送りは正解だった。

火曜日も買いのシグナルが配信されたが昨日同様、配信された時点で参入ポイントを上回っていた。
よって見送り。

水曜日は売りの指示が出た。
だが市場と同じく小林氏も気迷い気分のようで、値動きによっては早々に方針を変えるとなっていた。
従って本日は参入しない事にした。
日本国際の格下げが発表されたが為替へのインパクトは少なかった。
米国債の格下げが大騒ぎになった事を思うと、何と静かな事か。

木曜日と金曜日は忙しくて何もみていられなかった。
USDは指標などによって77円台にまで上昇した。
"売り派"は77円台は一時的なものなので積極的に売っていきたいと書き、"買い派"は78円台を目指す流れに王手をかけたと書く。
結局は76円台に下落して週を終えた。
果たして流れは変わるのかどうか。