- 2011年9月25日 13:02
中華バラストは一般的に立ち上がりが遅い。
ディジタル処理でもしていれば別だが、中華バラストの「ディジタル」はPWMの事を言うらしい。
初期立ち上げ回路などもCR時定数で出来ているわけで、逆に言えばそこをいじると立ち上がり特性も変えられる。
ただし設計に余裕がないのでレイブリック製のような、規格通りの動きにはなり得ない。
消費電力を35Wまで落とすと、バルブドライブ電力は30W以下になる。
交流点灯の場合に安定してドライブできる下限電力は23Wあたり、バルブが傷んでくるとこれは上昇してくる。
完全な定電力ドライブならばまだしも、中華バラストのインチキ定電力ドライブでは余裕度が少ないのだ。
電圧変動時の電流変化とかも考えながら抵抗値を変更する。
電源電圧によらず電流が一定になるようにしてみたが、電圧低下で立ち消えが起きやすくてダメだった。
中華バラストの疑似定電力ドライブは単に電源電圧を見ているだけで、電源電圧が下がると電流を増やすオープンループみたいになっている。
前回の原付用DCタイプならば数ワットまでドライブパワーを絞る事が出来たが、交流点灯型ではそれは不可能だ。
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