- 2011年9月26日 12:02
auの秋冬モデル、従来型ケータイを発表しながらもスマートフォンにも魅力的モデルを揃えた。
新生MMのISW11Mは"それっぽさ"が漂う感じがする。
シングルコアのハイクロック、或いはデュアルコアで動作速度を改善する。
サービス面ではSBMの独壇場だった網内定額をauも行う。
おそらくはSkype導入の頃から検討はしていたのだろうが、スマートフォン全盛にあって音声ARPUの低下をデータARPUで補えると踏んだのかも知れない。
残りはドコモという事になるが、果たして追従するのかどうか。
網内定額それ自体が強力な宣伝文句になるとも言えないとは思う。
従来から言われているように無料通話分がない事に寄るコスト増が問題になるからだ。
ただし新規加入者を呼び込むための謳い文句としては威力を発揮するだろう。
auケータイにTV電話が実装されていたい頃、たいして使わないTV電話でもそれがあるのと無いのとでは違うと言っていた。
iPhone5と網内準定額でSBMとの戦いは互角に出来る。
いや、パケット定額料と端末代がどうなるかは残るか。
いずれにしても面白くなってきたと言える。
この先、auがiPhone発売をいつ発表するかだ。
新型発表会以前にこれはあり得ないのだが、報道によれば11月発売とも言われている。
AppleがSBMの商売を考慮するならば、少なくとも新型が出て数ヶ月間はKDDIへの供給を避けるだろう。
だがしかし、今のAppleはSBMどころではなくiPhone拡販に動きたいのかも知れない。
新型の鮮度が落ちないうちにauに供給して、一気に販売台数を稼ぐ手か。
行き渡り感の強いSBMとは違い、suにはまだ大きなマーケットがある。
例え1割の加入者がiPhoneを買ったとしても、330万台以上の市場規模があるのだ。
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