次期iPhone(2)

SBMの通信/通話品質の悪さがiPhoneみ魅力を削いでいるとAppleは考えているようだ。
もしもSBMではなく、他の事業者が扱っていれば販売台数はもっと伸びたはずだと。

同じ事はサムスンも言っている。
最初からドコモと組めば良かった、SBMと組んだばかりに多くの時間を無駄に使ってしまったと。
SBMの通信品質の悪さは今に始まった事ではない。
それが改善されるならともかく、数字合わせばかりに一生懸命で実際のエリアは余り広がっていない。
それでも、今まではiPhoneを使いたければSBMと契約する以外になく、ネットワーク品質の悪さは価格を下げますよという感じで売ってきた。

ではauがiPhoneを扱えるとなったらどうなのか。
少なくともエリアの不安も不満も解消する。
iPhoneが使えさえすれば事業者はどこでも良いと考えている人が多いだろうから、価格にもよるがauで使った方がかなり幸せになれる。
もちろんSBMネットワークでiPhoneを使ってこそ意味があると考えている人はSBMを使えば良い。
なおSBMのiPhoneからauのiPhoneに乗り換えたいとする人が4割にも達するという話もある。

iPhone発表のその日が迫ってきた。
どんなスタイルになるのか、どんな機能になるのかも気になる所ではあるがau向けがどうなるのかの方が興味深い。
グローバルモデルは白と黒だけだけれど、au向けにはオレンジもありますなんて事になったら面白いけれどダメだろうな。
あ、au向けの絵文字がどうなるのかも気になる。

ソフトバンクは株価下落を介入(自社株買い)によって何とかしたいと考えた。
auとのiPhone販売競争で不利になる事を先読みしたのだろうか。
なおこの介入は1年間の予定で続けられる。

SBMの秋冬モデル、お、違った、SBMは冬春モデルだ、の発表会を見ると従来よりiPhone依存度を下げてくるのではないかと思う一面があった。
auにもiPhoneを売るんだったら、SBMはAndroidの方を向いちゃうもんね〜みたいな。
孫さん自身もワンセグやFelica対応がなければ全ての顧客は取り込めないとしている。
確かにそれはそうだろう。
SBMがAndroidに力を入れれば、今までiPhoneで取り込めなかった層を引き込む事が出来る。

各メディアでも「SBMはiPhone依存からの脱却を図った」と報じられる。
AppleがauにもiPhoneを供給しはじめる事は、SBMにとって(Androidに力を入れはじめる)良い機会だったとする見方もある。
もしかしてauはiPhone(Apple商法)の負の部分だけを貰ってしまう事になるのか。
SBMの方はさっさとAndroidシフトを果たしながら新たな市場に向かうのかも知れない。

iPhoneと言えばGALAXYとの紛争がある。
↓の動画の最初にもこれが登場している。
http://www.youtube.com/watch?v=sW4H2PGj6JU&feature=player_detailpage