iPhone売れる

最新の販売ランキングによれば販売数上位をiPhoneが独占した。
トップはSBM版の64GBで、2位と3位がau版となっている。

SBMの常で発売初期はメモリ容量の多いモデルが売れるのだが、たがて安価なモデルが主力となる。
auの方は32GB版の方が売れているので、やはりコストの差は気になるのだろう。
SBMの場合は早くからiPhoneを扱っていたこともあり、コアなユーザはSBMで契約していると思われる。
従ってその流れで64GB版が売れるのではないだろうか。
もっともそんなコアなユーザも通信速度やエリアを求めてauに乗り換えたという話も聞く。

安価な16GB版は余り売れていない。
どうせ買うなら的な思いが、この時期に購入を考える人に作用しているはずだ。
2年縛られるのならば、みたいな。
しかしやがてゼロ円につられて16GB版が売れるようになる。

http://bcnranking.jp/category/subcategory_0010.html

iPhoneな人に言わせると、販売ランキング上位にiPhoneが入っていれば「ほら見ろ、iPhoneは売れているのだ」となり販売ランキングトップの座を奪われると「集計範囲が限定的なランキングなど意味がない」となる。
というかiPhoneな人たちはSBMな人でもあるようだ。
au版iPhoneを買った人がきわめて冷静なのに対して、SBM版iPhone利用者はau叩きやドコモ叩きを展開している感じがする。

さてさてこのまま年末商戦まで引っ張れるのかどうか。
昨年までなら間違いなくiPhone独占の時が続いたはずだ。
しかし選択肢が増えた今、それが揺るぐのかどうか。
iPhoneバカ売れでドコモ純減なんて図式は面白いなと思うのだが、果たして。
ま、その危機感がパケット代の値下げにつながったのだろうけど。