- 2011年10月23日 11:02
ウエイトローラに関して考えてみる。
と言うのもスカイウエイブは低回転寄りでシフトを開始するので加速が鈍いのだ。
ノーマルのウエイトローラは39gが6個である。
ウエイトローラを軽くすると同じ遠心力を得るための回転数が上がるので、トルクピークに近づける事が出来る。
しかし軽くするとウエイトローラの遠心力が不足するのでプーリー幅を狭められなくなり、最高速度が低下するとも言われる。
ドライブプーリのウエイトローラが入る位置の半径は約30mmから37mm、つまり7mmほどウエイトローラの中心が移動する事になる。
では35mmの点での力を計算してみよう。
ウエイトローラは6個なので合計質量は234gだ。
6000回転でウエイトローラが発生する遠心力は約330kgになる。
ではウエイトローラを33gにするとどうなるのか。
合計質量が198gなので6000回転時に於ける遠心力は約279kgだ。
では33gのウエイトローラが39gのウエイトローラと同じ遠心力を発揮する回転数はと言えば、6520回転だ。
これなら最高速度が落ちる事はないはずだがどうなのだろう。
それではもう一つ。
39g×6個で4000回転時に発生する、3cm点での力は約126kgだ。
同じ遠心力を33g×6で発生させるには4350回転まで上げる必要がある。
つまりシフト開始回転数が350回転上がるわけだ。
もう一声軽くして25gにするとどうなるのか。
25g×6で計算すると5000回転となるのでシフト開始回転数が39g×6より1000回転上がる。
このウエイトローラで39g×6が6000回転時に3.7cm点で発生するのと同じ遠心力を得るには7490回転まで回さなければならない。
シフト開始回転数を1000回転上げるとシフト終了回転数は1490回転上がる。
データを実測されている方がいらっしゃる。
http://touking.web.fc2.com/upup/tuning/tako4.htm
ノーマルは66g,変速開始は5000回転だ。
軽量化では60.75gに変更して変速開始が5500回転になっている。
ウエイトローラの位置が不明だがこれは相対値として計算出来るので遠心力から計算してみよう。
66gで5000回転時に発生するのと同等の遠心力は60.75gでは5210回転となった。
合わない…
計算間違ってるかも。
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